だるま(達磨)ってなに?

達磨というインドから中国へ仏教を教えた僧侶の坐禅姿を模した日本の置き物です。

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達磨は壁に向かって9年間座禅を続けた結果、手足が腐ってしまったという伝説があります。

このことから、私たちが知っているだるまは丸い形をしているのですね!

 

日本でだるまが作られる様になったのは江戸時代。壁に向かって9年間座禅姿を倒れても起き上がる起き上がり小法師に写し、不撓不屈の思いを込めたとされています。

 

江戸時代の雪だるま

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1600年代後半に雪だるまが作られたという記述があるようですが、詳しいことは分かっていません。

雪だるまが登場するようになるのは19世紀に入ってからのようです。

 

室町時代、中国から伝わった起き上がり小法師が、江戸時代中期、18世紀半ば頃、手足のないだるまの形となり、子どもたちのおもちゃとして広まりました。子どもたちに人気のおもちゃだったからこそ、だるまの形を真似て、雪だるまが作られるようになったのでしょう。